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GMAT VERBAL対策へ向けて



GMAT VERBALテストに必要な準備について総論と各論(セクションごと)に分けて記述する。

GMATのVERBAL 高額な投資とその意味

最近はMATHも難しくはなってきているがそれでもまだ、日本人受験者にとってGMAT対策の中心はVERBALにある。GMATのVERBAL対策では無駄な投資をしないことが大切だ。高額な投資は、それにより得られるGMATの知識やテクニックの乏しさに見合っていないことが多いばかりか、必要な独習を時におろそかにしてしまうことさえある。予備校があの授業料に見合うだけのものを本当に持っているかについては疑問が残る。対策校は一人あたりの単価をあげるために演習コースやTOEFLを組み込んだパッケージを用意し、それこそ必死の営業トークをしてくれるが、是非慎重に判断頂きたい。購入するなと言う訳ではない。本当に必要なサービスがあるならそこだけは積極的に購入すれば良いが、投資効果に疑問があればじっくりと他の道を探るべきだ。特にGMATだからといって財布のひもをゆるめるのは多くの場合間違いになる。そもそもGMATは独学が十分可能なのだ。

日本語リソースが少ないからといって恐れをなすことは無い。教育産業はそこにつけこみたくなるものだが、単価を上げる為の囲い込み運動に屈せず、冷静な目で投資効果を考えることだ。特に自費の方は慎重になって頂きたい。社費留学の影響もあり、次第に上昇したGMAT関連の高額な授業料に単独行動でくっついていくのはくれぐれも良く考えてからにしてほしい。いくらGMATやTOEFLは対策が必要なテストだとしても、それらは決して難しい試験ではない。他の試験等(GRE, LSAT)に比べてもGMATは簡単であり、その基本対策は本サイトを利用しなくとも書店にある一冊の参考書だけである程度は代用できる。点数を保証してくれる訳でもない講座だけに多額の投資をする意味には相当な疑問が残る。どれ程少ない割合の生徒だけがGMAT 700点を達成しているのか、目標校に入れているのかはどこの予備校も公表していない。話にならない程低いのだ。

ある意味ではTOEFLよりも簡単なGMATのVERBALの授業だけに数十万円かけるメリットを無条件で見出すことはなかなか難しい。GMATは独学が可能だしリソースは豊富にあるのだ。新井塾のそれを除けば、通信授業やビデオ講座等もライブ授業以上に問題だ。それらであつかうGMAT問題は一様に不十分で、ライブでもないのに驚く程高価であり、さらなる授業への勧誘のおまけ付きだ。お金をかけた割に本当にそれで目標点がとれるのだろうか?700が採れているのだろうか? 受験生の為に授業料を下げる競争努力、生徒への得点力保証の努力がさらに進んで欲しい。MBA志望者から一人あたり50万-100万円以上の集金を狙っているように見えるが内容に見あっていない。GMATは難しい、独学は厳しいと生徒の恐怖心をあおり、それが大きなお金に変わる。それで点数保証もされないのでは受験生に気の毒だ。授業の希少性の少なさに見合わず額が高く、保証がなされない。

ここまでの内容をふまえて情報を整理する。GMATは独学で習得できる。予備校の授業で知ることになる知識や対策法はどこにでも転がっている。本サイトのSC攻略CR攻略GMAT無料ミニテストGMAT GRE無料リーディング演習Kaplanの参考書やOfficial Guide、本サイトのダウンロードページにあるReadingやMathの問題をこなせばそれだけで大部分は学べる。Wlimits MONTREAL最新問題レポートGMAT GRE難単語トレーニングは最終兵器だが、不必要なら御利用頂かなくとも結構だ。GMATは読解力に優れた人にとってはNativeでなくともむしろTOEFLよりも容易なこともある。AもBもCも、どの予備校の授業も内容が大きく違う訳では無い。GMAT対策校の予備校は内容に比して授業料が高いし、高価な製品の売り込みに熱心過ぎる。健全な価格競争が行われていないのだ。Official Guideより難しい問題が出るのは事実だが、基礎をしっかりと習得しておけば対応できない問題は多くはない (Official Guideだけではだめという脅かし文句も聞き飽きた)。学習意欲と数万円の予算、それに人によるが30-150時間の時間があれば十分にGMATの受験準備は整うのだ。学習の簡単さと予備校等における授業料がGMAT程乖離しているテストも珍しい。GMATは各種予備校のドル箱であり続けている。

予備校の勧誘スタイルも悪いおまけだ。恐怖心を煽り、それを解決するものがうちにある、見たければ支払いをというスタイル。もう少しテスト勉強における現実をより多角的に見せ、生徒にとってのそれぞれのクラスの必要性を見極めてほしい。それが本当の留学支援だろう。未知のテストへの不安感を最初から取り除いてあげるのが仕事だろう。GMATの知識の専門性は低く、MATH VERBAL全てひっくるめても数十万の価値は無い。多くの受験生のために予備校業界には是非頑張って頂きたいが、日本語参考書等、他の選択肢がほとんど存在しないように見えるために健全な競争が機能していない。そのような状況だとは言え、生徒自身にも自覚が必要だ。必要なものとそうでないものが区別出来ないようではテスト勉強における道を外しかねない。無論申し込まれるのは自由だ。ただ一つだけ間違いなく有効なアドバイスがある。高額投資をする前に、無料で得られるものを利用しつくしGMATをもう少し知り、その後で複数の予備校を訪問し教材を確認し、営業トークを聞き流しながら授業の価値を総合的に判断することだ。そうでなければ営業マンを喜ばせるだけになる。

GMATが難しいとすればそれはスコア600を超えてからの最後の得点の伸ばしだ。決して対策序盤の攻略法の紹介ではない。通常予備校の高額授業料は主に後者にあてられる。しかし、重要でなおかつ困難なのはGMAT受験勉強の後半だ。最後の得点力の獲得だ。もし予備校が数十万の請求に見合うものを提供できるなら、是非600を超えた生徒だけを募集してスコア700を保証する演習クラスを開き、到達率を含め達成具合を偽り無くWEB上で報告して頂きたい。それが実(じつ)のあるものなら、そのクラスだけで30万円の授業料だとしても安いし、本ページでも多いに宣伝させて頂きたい。実際には多くのGMAT受験者は最後の最後には、過去問をそれぞれが必死に演習して臨むのだ。

WlimitsはGMAT対策を総合的にサポートする。SC攻略CR攻略、更にはGMATミニテストを全て無料で提供する。Offical Guideと併用して頂ければ相当な準備が出来るはずである。ReadingやMathの不安な方には問題のダウンロードページに演習用の問題を解答つきで用意した。これらの準備をして本試験にトライし点数がとれればそれで十分だ。世界最大のGMATオンラインテストMONTREALはVERBALの最後の得点力を集中的に鍛錬する方の為のもので、Wlimits GMATが自信を持って提供する唯一の有料サービスだ。利用必要性を感じた方に是非御利用頂きたい。GMAT対策への投資はその効果を冷静に見極めて行う。それがWlimitsの主張だ。




GMAT VERBAL対策 それぞれのセクション


GMAT RCの平易さ

RCは簡単だ。近年のGMAT VERBALにおいてはRC(Reading Comprehension)やCRで要求される読解力が重要になっているのは言うまでもない。が、GMATのRCは難しくない。どこの対策校にも与しない中国一般人の証言等、同様の発言はどこにでも存在する。"Reading is not difficult, as said by others."の発言は正しい。趣旨をとらえながら読む進めるという、正当な読み、アカデミックな文書の理解において通常当然のように要求される、ある程度普遍的なリーディングスタイルを崩さなければ、GMAT のReadingはなんてことないのだ。そもそもこのレベルのReadingをテクニックで逃げているようでは MBA留学後のその先が思いやられる。GREやLSATに比してさえレベルは劣る。NativeでGMAT RCに根本的な問題を抱える人などほとんどいないのだ。"GMATのReadingはTOEFLで満点の人でもとれない"と、さかんにこの厳しさを訴える人達が世間には存在するが(KaplanやPrincetonはそうとも言えない)、彼らの最後の発言は決まっている。"うちの講座を ..." 。出来ればもう少し多角的に現実を伝えてほしい。読解力がある程度あれば、強引に当てはめるメソッドやGMAT専用の汎用性の無いリーディングスタイルなど利用する必要は全くない。GMATのREADINGは、TOEFLと違い1題2-3分かけられるし、やや設問は長いが問われる内容は平易だ。もともと100%の正解率が求められる訳ではないし、SC等と違い以前の問題に比べて特にレベルが上がっているとも見受けられない。

実際のMBAプログラムに入れば、一日に何100ページもの資料を読んで、レポートを書かなければいけないケースにいくらでも出会う。GMATの勉強段階で大切なのは、実際どれだけ効果があるかもわからない、トリッキーなGMATだけの特別なテストメソッド --例えばパッセージが読めなくても正解を出そうと苦心するメソッド-- をありがたく真剣に学ぶことではなく、その先を見据え、より普遍的で正当なリーディングスタイルを確立することだろう。明らかに正しいスタイルであり、それが点数にもつながる。GMAT Readingなどそもそも楽に商売になるようなネタではない。生徒を不安にさせ、メソッド化で武装させ、メソッドの通用しない例外的なケースにはそれ程言及せず、授業ではメソッドの通用しやすいリーディングサンプルや問題をとりわけ強調的にとりあげて効果を演出し、本来メソッドなど無くてもとれる可能性に言及しないのは親切とは言えない。せめてこう言ってはどうだろう。 "メソッドが有効な問題もあるがそうでもない問題もある。本来の読解力を鍛えていけば特にメソッドは必要ないし、そういう合格者もたくさん存在する。" メソッドで成功した一部の信者の発言を取り上げて、メソッドを称賛するのはそれこそAssumptionマジックに見える。

確認する。RCの難易度は高くは無い。TOEFL等で養った基礎的な読解力をGMATの過去問を通して磨き上げれば特にそれほどの工夫はいらない。過去問はOfficial GuideやWlimitsダウンロードページにある。書店のKaplan参考書も悪くない。RCは大切だが、複雑なメソッド習得は一切必要なく、むしろ余計なことが多い。有効な側面だけに偏したプレゼンに惑わされて高額投資をするのは正しくはない。商売人の心境を良く理解して距離を置き、正当で普遍的なReadingスタイルを構築、確認することが生徒においては必要となる。Wlimitsやある中国人はReadingを簡単だと述べ、AやIはReadingを難しい特別なテクニックが必要なものだと言う。その違いはどこにあるか? 商売根性に決まっている。のんびりしていてはいけない。

予備校関係者には、それほどRCに有効な特別なメソッドがあるなら、それを全く必要としない高得点者がなぜ多数存在するのか、それを利用して何割の生徒が700を達成しているのか、説明および公表してもらえればありがたい。そしてそれほど生徒のためになる攻略法であれば、WEB上で無料提供して頂くか、そうでなくとも、クラスにGMAT700の得点保証をつけて提供すれば、その恩恵をより多くの人が深く享受できるのではないだろうか?


GMAT CRの大切さ

CR対策に慎重に臨むことは非常に大切だ。LSAT等のデータをもとに良く言われることだが、このタイプの問題では、回答者自身は正解のつもりでいるのに、実際には誤答を選んでいることが多い。簡単そうに見える問題でも連続正解を続けることは確かに難しい。SCに比べ、知識的な挫折が無いので本番でも自らの誤答感はないが、実際には間違っていて、実力者と大きく差がつくセクションだ。AでもIでもPでも、それらの予備校HPをみれば明らかだが、ここでも恐怖心を煽り、高額な宣伝を載せている。本番でも2ー3題は比較的難しい問題が出ることは事実だが、特に特別なテクニックなど必要ない。驚くべき奇跡的な対策があるなら自信を持って点数保証、達成度公開を行って頂きたいものだ。


高額な授業は特に必要が無い。例えばKaplanのLSAT最新版を買って説明を読み、後半の演習をしてその優れた解説を読破すれば、それだけでも相当の収穫を無駄無く手にできる。もちろんWlimitsでもKaplan LSAT等多数のテキストを参考にして、CRの攻略GMAT無料ミニテスト, リーディング無料演習等を無料提供している。確認するが、予備校を駄目だと言っている訳ではない。ただもっと他の無料、低額なリソースを評価し、自らの高額商品以外をも時には生徒に紹介してあげる程度の良心にも欠けているのであれば、多少の批判はやむを得ないだろう。KaplanのLSAT等で足りないものを、それぞれのコースではどの程度提供できるのか、どのくらい有効なのか、それを具体的に証明する程度のサービスを行って頂きたい。それは生徒の為にもなるばかりでなく、授業料の高さに相応した極当然のサービスではないだろうか。

決してKaplanびいきをする訳ではないが、CRでも大切なのは正当なアプローチ(商売にはなりにくいが、最も有効で普遍的なアプローチ)を忘れないことだ。CRは所詮読解問題であり特別な知識は必要ない。実際、十分な準備さえ出来れば、本番で100%の正解を出す可能性が最も高いセクションでもある。ロジックや問題のパターンを知り、パターン別に問題を見て行くことは勿論必要だ。ある程度問題のパターンや特質をつかんだら、時間を測って演習をし、間違った問題を見直す。そのような正当なスタイルの強さがここでも勝利を引き寄せる。Test Masters等の予備校でさえ批判にさらされるように、説明のための説明になっている極端なメソッド化はここでも害悪だ。CRで必要となる予備的な基礎知識はそれ程多くない。

端的に真実を伝える。GMATの受験者がCRで最後に苦しむのは、その問題の提示のされ方などCR独特の問題形式に見られる特徴によるのではなく、ほとんどは、単にargumentや選択肢の意味がとりづらいといった、英語理解におけるより根源的な問題によっているのだ。Readingともども本質的な読解力を鍛えていく意味こそあれ、メソッドをどこまでも追いかけて行く意味は無い。あるとすれば商売する人間にとってだけだ。"意味がとれれば正解できますよ"では商売にならない。嘘だと思う方もこれだけは是非覚えておいて頂きたい。一通り勉強を終えた後で、CRの問題点を洗い出してみれば、細かなトリックではなく、英文読解の本質的困難さが障壁となっていることを実感することになる。GMATにおいても、語学学習の王道を忘れず正面から取り組むことに勝る方法は存在しない。GMAT用のせせこましいテクニックにこだわるのではなく、CRにおける読解演習がその後の留学生活にさえ役立つように、Criticalな読解をより普遍的な形で身につけることの方が大切なのはあまりに明白だ。

留学業界だけでなく、教育産業とは商品開発のための商品開発を行う。悲しい程高度に純化されたメソッドを完璧に使いこなすのは常にその開発者だけなのだ。

GMATのCR対策は大切だが、高額な授業料を払うこととは関係が無い。本サイト等のWEBや参考書で問題パターンや選択肢の特徴をしっかり学んだら、Official Guideや他の過去問の演習で正答を探す技術と高度な読解力を鍛えて頂きたい。近年は問題がやや難化しているが大した問題では無い。簡単な問題をとれる実力者は難しい問題にもそれなりに対応するし、簡単な問題でも落す人は難しい問題でも当然同様の結果しか得られない。"難化"はつねに営業文句として機能してしまっている。難しいが、ちゃんと現存のリソースを利用して準備すれば大丈夫とアドバイスするが正道だろう。

確認する。CR対策は重要だ。Kaplan参考書やWlimitsCRの攻略で問題パターンや誤答の特徴を把握し、GMAT無料ミニテストやKaplan参考書、Official Guide等良質の問題で演習をする必要がある。それは正当なアプローチであり、予備校等の高額な対策コースは必要ない。十分な準備があればSC以上に高い正解率をとれるセクションであり、LSAT高得点者のように100%近い正解を狙えると言える。正当なアプローチが出来ている限り、近年の難化は大きな問題では無い。


GMAT SCの難しさ

SCは長い間、GMAT対策の中心であった。知識的な要素が多く、対策法の効果を実感するには便利なセクションだった。出題問題数がCR、RC等の比べてやや多い点もその対策の重要性という共通認識を確かなものにしてきた。文法が比較的得意な日本人受験者にとってはその習得も容易で、文法や語法の知識の積み重ねが点数に直結していく感覚は、受験なれした頭脳にはなじみが良いものだった。ただし近年のCATでは前半でのRC,CR等読解問題の割合が高く、相対的な重要性は明らかに落ちて来ている。SCがいくら得意でも読解問題がクリア出来ないようでは高得点は望めない。だからといって対策をおろそかにしていいという訳では勿論無く、一通りの知識習得と実践的な演習は必須だ。実際にはidiomやその他の語法の知識に左右される要素も多く、簡単そうに見えて正解を出しにくいのがこのセクションだ。一通りの準備をすれば大失敗は決してしないが、逆に100%の正解を出すという意味ではRCやCR以上に難しいセクションになることもある。本番でも意外に難しく感じるセクションだ。必要となる文法知識のいくつかに見られる平易さにだまされず注意して勉強に臨むことが必要だ。進化し続けるWlimitsSCの攻略(無料)と無料ミニテストを利用し、OG等や他の過去問で演習すれば準備の大半は終る。